タイムトラッキングツールを6年継続して使った感想

僕は自他共認めるToggl のヘビーユーザーなのですが、使い始めてから気づいたら6年も経っていたようなので、振り返ってみようと思います。

タイムトラッキングツールを6年継続して使った感想
Photo by Andrik Langfield / Unsplash

Toggl とはなにか

タイムトラッキングツールです。

Toggl: Time Tracking Software, Project Planning & Hiring Tools
Stress-free time tracking software, project-planning, and hiring. Designed by and for teams that work from anywhere.

6年前というと、2017年頃になりますね。当時のタイムトラッキング系サービスから現在は更に数が増えているかも。

当時から国内だと TimeCrowd もありましたが、UI的に Toggl のほうが好きだったので利用しはじめました。

いまトラッキングツールで調べてみるとたくさんありますね。

https://www.forbes.com/advisor/business/software/best-time-tracking-software/

Clockify, ClockShare, TrackingTime, まだまだ知らないサービスありますね

(これだけ数があるというのは、みな時間管理に課題意識があったり、悩むってことなのか。)

タイムトラッキングをし始めたきっかけ

たしか記憶の中では「見積もりできるようになりたい!」が最初のきっかけだったと思います。

僕はソフトウェアエンジニアなのですが、6年前といえば24歳、エンジニアキャリアは1〜2年くらいでいろんな経験が不足していることを感じる時期でした。

当時、作業見積もりがとても苦手で、自分の経験に基づいた判断材料はないし、見込みの仮建てすらできないことが歯がゆくありました。

少しでも判断材料が欲しくて、ひとまず時間を計測すれば比較対象ができるのでは、という気持ちで始めた記憶があります。

そう、記憶なんでね、Tooglを開いて事実を確認してみると・・・

2017年の10月から計測を始めたことがわかる

そんなことはなかった!😇 人間の記憶はあてにならないですね!

内訳をみると、個人開発や勉強、転職活動の記録をしていました。なるほどな〜。

なにかのきっかけでTogglを知って使い始め、そのまま就職後にも業務中の仕事の計測に転用した、という流れのようです。(2016年にツイートしてる・・・)

こうやって「事実ベースで管理できる」というのが計測のメリットでして、人の記憶や体感は思ったより当てにならないというか、ブレが大きいので、そこをサポートするのがトラッキングツールの良さかなと思います。

Togglの概念

さて、じゃあ Toggl について触れていきますね。

基本構造として、Client > Project > 時間 、という関係性になっています。

Clientは特に何もしなくても大丈夫ですが、何かしら設定しておくと後から楽です。

個人開発の計測においても自分をクライアントに設定しておくとよいです。

クライアントの設定で一番効果を発揮するのは副業といった時間単価の仕事で、クライアントごとに時間集計ができるのでそこに単価を当て込めば月次の集計が容易いです。よく使っています。

これまでの使い方

見積もりの土台にした

ここ数年は大小様々な見積もりをすることも増え、タスクにポイントを振る フィボナッチ工数見積もり(プランニングポーカー)を使ったり、自身の経験から推測ができるようになってきました

プログラミングの見積もりのテクニックは何ですか?
Nitawaki Satoshiさんの回答: 見積もりに苦しんだことがある一人です。ここでは「フィボナッチ工数見積」をご紹介します。 その前に、どのような運用で苦しんだか、その時の運用方法を紹介します。 1. 見積者がタスクの工数を日数で見積もる 2. 実装者がその工数で実装を行う この方法では、次のような問題を抱えていました。 1. 日数感が見積者と実装者で異なる 工数感が人によって異なってしまうので依頼者視点からのタスク規模感が不明瞭 2. 主観的な指標のため、タスクの大きさが比較できない ここで見つけたのが、「フィボナッチ工数見積」です。(アジャイル開発ではプランニングポーカ…

ですが、昔の自分のような経験の浅いエンジニア(エンジニアに限らずですが)は勘所も全くわからないので、「他のタスクの時間から算出する」が愚直で説得力のあるものかなと思います。

僕は「1日くらいで終わると思います!」が「1週間かかりました・・・!」というのを連発していたし、自分の感覚で語るのが怖くなっていくこともありました。そういうときに、計測した記録という 事実ベース の媒体があることは自分の気持ちの面でも有用かなと思います。

週次1on1の材料にした

このときは開発以外に設計、仕様相談といったタスクをしていたので、実開発時間が不透明になっていました。

当時は体制変更したばかりで理想の状態を誰も知らない状態でした。ひとまずは「理想の開発割合ってどれくらいだっけ?」を判断するために計測して上司とふんふんと眺めていました。

体感の進捗の良さ・悪さとその時の開発時間の割合を見ているとなんとなく相関関係がわかってきて、理想の割合が見えてくるのが面白かったです。

やっぱり時間がないと進捗が悪いというのはありました。逆に同じ時間でも進捗がいいときってどういうときだ?というのがわかるのもよいですね。

時給計算に使える

先に触れた通りで単純に時間がわかれば簡単、ということなのですが、

地味に嬉しいのは「クライアントごとにフィルターをかける」機能があるので、複数クライアントワークをしていても、月間の作業時間を1クリックで出せるので、請求書作業の負荷が減るかと思います。

e.g. クライアントでReportをフィルターしたケース

Tips

デスクトップアプリが便利

デスクトップアプリを使用して、Enable autotrackerにすると、現在開いてるアプリケーションのWindow名の記録をしてくれます。

トラッキングし忘れたときにめちゃ便利で、その時間帯に何をしていたか、ウィンドウ名をベースに記録し直すことができます。ヘビーユーズしてる。

アイドル時間の通知が便利

席を離れていたり、話しかけられたりすると、計測がずれたりすることが発生しますが、そんなときでも大丈夫。togglならね​

https://support.toggl.com/en/articles/6151856-toggl-track-desktop-app-for-macos
Toggl Track Desktop App for macOS | Toggl Track Knowledge Base
Please note that the Toggl Track desktop app supports macOS Catalina and more recent versions of macOS.

Idle時間を検知して、その時間、どうする?と聞いてくれます。

これもめっちゃ便利。1日中作業している、みたいに変にずれまくることがなくなりました。

ここは微妙だった

会社でチームにtogglを布教したときがあったのですが、なかなか習慣化することは難しく、個人での利用が一番フィットするのではないかなぁというのが個人の見解です。


Togglいいゾ〜!

みんなTogglつかってみてくれよな!

Toogl愛よ伝われ!