Micro.blog / IndieWeb
最近使い始めたBlogとSNSを兼ね備えたプラットフォーム
Micro.blogとはなにか
公式のAboutページを見てもらうのがよいですが、BlogとSNSを兼ね備えたプラットフォームです。マイクロブログ、もしくはタイトル付きの投稿ができます。
マイクロブログというのも聞き慣れないかもしれないですが、短い文章を投稿できるブログサービスをマイクロブログといいます。Twitter(X)やTumblrやMastodon、ThreadsやBlueskyなどもマイクロブログです。
その中でもIndieWebの思想として micro.blog が特徴的だったのもあり、最近は利用しています。
Micro.blog
Micro.blogでできること
- ブログの短いマイクロブログ投稿またはタイトル付きのフルレングスの投稿
- あなたの写真を自動的に収集するウェブページで写真を投稿する
- 独自のドメイン名を使用するか、新しいドメインを簡単に登録します
- 読んだ本を追跡し、レビューを投稿する
- ポッドキャストを主催する
- 動画を投稿する
- ウェブページのブックマークをアーカイブに保存する
- 保存したウェブページでハイライトを作成し、引用文付きの新しい投稿を素早く作成する
- さまざまな形式のあらゆる種類のデータをインポートおよびエクスポートする
- 投稿にはさまざまなアプリを使用する
- ブログのカスタムテーマを作成する
by https://micro.blog/about
いいねもフォロワー数もなく、リツイートもない。いいねの代わりにブックマークがあります。
IndieWebとfediverseスタンダードとすることで、ユーザーがデータを所有して、他のアプリと連携できるのがmicro.blogの特徴です。
IndieWebとはなにか
Micro.blogでのIndieWeb ページによると、以下のIndieWeb仕様を持っているとのことです:
- Personal domain names
- Micropub
- Webmention
- POSSE: Publish (on your) Own Site, Syndicate Elsewhere
- Microformats
- Microsub
- IndieAuth
ざっくりいうと、Webの個人の自由とデータの所有権は個人として持つべき!という思想のもと、自分のコンテンツは自分で管理し、その上で他のプラットフォームに連携していく、Webの分散化と個人の権利に基づいたマイクロブログというものです。
このPOSSEの考え方が結構好きで、複数のSNSを渡り歩こうとすると管理も面倒だし、移行ができないこともネックでした。
IndieWebに関しては、POSSEのページを掲載している https://indieweb.org/ というものがあります。
また、book.micro.blog に本の形で "Indie Microblogging by Manton Reece"を掲載しています。結構長いですが、思想や考え、方針について知れるので面白いです。
ざっくりと流し読みしましたが、その上でまた読み込むのもありかなと思いました。SaaSにおける各機能に対する考え方が知れるのは貴重とも思います。こういった思想ベースでものを語れるようになりたいですね。
使ってみて
Twitter(X)からの移行に関しては こちらのブログ で知ったのですが、過去のツイートを一括インポートできます。僕もやってみました。 /tweets にインポートされ、閲覧可能で、元ツイートのリンク先に遷移できます。
実際、micro.blogを使ってみて思うのは、タイムラインとブログビューが別に用意されているのはよいです。本当にブログサービスだなぁと
また、他のRSS/Feedを取り込んでポストできるのも分散Webを体現していてめっちゃよい。
Indie microblog、めっちゃいいじゃん!という感じです。楽しい。